『足首の痛み』
こんにちは
治療室ノブです
2〜3か月、足首が痛いという30代男性が来院
仕事が立ちっぱなしで半年に一度痛くなり、1週間ぐらい経つと治っていたらしいが、今回は痛みが引かないので病院、接骨院、整体といろいろ行ったらしいがヨロシクなく知人に勧められて来院してきた
診ると足首の動きは
・前に倒す✖️
・直角にする◯
・内側に曲げる✖️
・外側に曲げる◯
こんな感じ。また、正座は出来ない。
足首が伸ばしきれないからだろう こういう場合は、足首の可動域を診つつ関係する筋肉の伸縮を診る 基本的に関節は筋肉で構成されていると考えていくといい
足首を構成する筋肉は、ふくらはぎ、スネの外側、足裏を診る。この範囲で治らないなら大腿部、股関節と併せて診れば良い
今回は、足首を構成する筋肉だけで済みそう。特にある部位が大事。ここを緩めればだいたいの捻挫はクリアーになる。もちろん足首のはめ直し(独特の表現です)も必要。
炎症が起きてなければすーぐ治っちゃいますね。ただ慢性の場合は、靭帯の緩みがどの程度かも関わってきますね。稀に靭帯が無くなってゆるゆるになってしまう方もいますよ。
ちなみにゆるゆるでも痛みはなく生活には支障は無いです。時折、足首が外にグネっとなりやすいかな。これも筋肉を鍛えて補強していけば100%とはいかなくてもある程度は抑えられます。
という感じで終了👍
患者様は不思議そうでしたm(_ _)m
「足首の捻挫」
こんにちは
治療室ノブです
捻挫しました~という30代女性が来院
ママさんバレーをしている方でブロックで着地をした際に相手の足を踏んでしまい足首をぐねったと。来院時の足は、見事な腫れ具合、なかなかの難敵( ゚Д゚)
とは言え、早い復帰をさせてあげるためにはどうするか
まずは可動域を確認するもほぼどの方向にも動かない。こんな時は、強制的に動くスイッチを入れてみる。すると可動は出てくる。なので治療方針はほぼイメージ通りでいいだろう。
足首の捻挫治療では、治療する順番が大事。一つ一つほどいていくイメージで足首の可動を出す。すると、足首か動き始め痛みはあるものの稼働し始める。こうなってくると足首を嵌めることができる。
一度嵌め直し再度評価しほどいて嵌め直しという事を何度か繰り返すと腫れが徐々に引いていく。三分の一ぐらいに腫れが引いたところで本日は終了。
翌日は空いてないので翌々日の朝早くしか空いてなかったが、患者様は、試合があるから早く治したいという事で朝早いが来てもらい再度評価し腫れはさらに減っていてかなり楽な状態になっていた。
「アキレス腱炎の原因は、15年前になった足首の捻挫だった」
こんにちは
治療室ノブです
毎日ウォーキングかランニングをしているという30代女性患者様が来院
時折、マラソンのレースにも出るというが、半年ぐらいアキレス腱が痛くてレースは中止しているが、日々のランニング、ウォーキングは距離は減らしているが継続しているという事だった。
診させていただくと
・腿裏の緊張
・ふくらはぎの緊張
・足底筋膜の緊張
・足首の可動✖
・前脛骨筋の緊張
と、関連部位はほぼ全滅。これでは痛みが出るね~
また、既往歴で15年前に捻挫をしてそれ以来捻挫をすることが、年1回~2回あるという。これが非常に気になった。足首の可動を✖としているが、細かく言ううと外旋が出来ず内旋しっぱなしの状態、これでは歩くにしても走るにしても着地が正しくできない。アキレス腱炎は、通常はふくらはぎや腿裏から診ていくが、今回は捻挫の影響が大きい。だから足首が内旋しっぱなしの状態を治す必要がある。
考えられるのは、捻挫をしたころの治し方が問題だ。多くは正しく足首を嵌めれてない。足首の骨がずれたままで治している。結果ちゃんと直っていないのに痛みや腫れが取れたから治ったと言って終わっている。だからまた捻挫をしやすい。必ずある部位の骨を嵌めないとならない。
今回はこれを嵌めることからやってみるとふくらはぎや腿裏の緊張が8割がた取れていった。立ってもらうとアキレス腱は痛くなくなったと。足首の可動も内旋しっぱなしではなくまっすぐ足が向いている。外旋もできるようになった。
あと残りの2割の痛みはふくらはぎのある部位を診てあげればいい。これも中に隠れている筋肉なので足の角度を変えながら施術をしていく。再度チェックをしていくと痛みは完全になくなり、足首の捻挫も無くなり足首が正面を向くようになった。
トレーニングなどもやっていて原因が何箇所かの筋肉と他の整体や接骨院さんで言われたそうだが、原因は過去の捻挫から正しく治せていなかった為、常に影響が出ていたことだった。
長い間辛かったですね。これからは何も気にせず走れると喜んで帰っていった。(^^)/
「学生の捻挫」
こんにちは
治療室ノブです
大学でサッカーをしている子が捻挫をしたので診て欲しいと来院
試合中に相手と接触をした際に足首を捻ったようで腫れた状態で来た
試合は交代しアイシングをして、その後、整形外科へ行きレントゲンを撮り剥離骨折かな~と微妙な診察だったが、全治1か月半と言われたという事だった
大学のコーチが当院を知っていたらしく早く治したいならここへ行って来いと勧められてきたという事だった
*ちなみに私はこちらのコーチは存じていない
さて、足首を見る限りでは、
・腫れ
・内出血
・底屈✖
・背屈〇
・内旋✖
・外旋✖
こんな状態だ
さすがにこの捻挫は、1回で治すというのはなかなか難しいが、捻挫は1回もしくは数回で治すことを心掛けている。
さて、捻挫でまず見るべきポイントは痛めた足首ではなく足首の可動に関係する筋肉の状態だ
その筋肉が、本来の動きが出来ているかどうかを見ていくと治りは早い。
腫れをひかせる施術から入っていく。腫れは半分ぐらい引かせる。
次に、足首の可動を正常に戻していくが、背屈、外旋、内旋はある程度同じ筋肉が関係しているのでその部位を緩めていけばいい。
底屈は表側の筋肉を診がちだが、この場合はふくらはぎを診てあげよう。ふくらはぎと言っても診るポイントがある。これは、企業秘密になるかな。この部位をほぐしてあげると底屈がすんなりできるようになる。
痛みは、10→3
腫れは、10→1
可動制限は、10→1
となった。
腫れの問題があるので、3日後に来てもらい再度状態を確認。
腫れは無くなり、痛みを取る施術をし10→0になり、前回もおこなったが、足首をもう一度はめなおし
可動制限も10→0と問題なくなった。
プレー中は、4.5日ぐらいは、テーピングをしてプレーをしてもらう事で再診は無しということで終了。
全治1か月半ではなく全治1週間だった(^^)/
大学生の子はとても嬉しそうだったが、紹介したサッカー部のコーチが得意満面だったという(笑)
「2か月前から続く足首の痛み」
こんにちは
治療室ノブです
2か月前に右足を捻ったみたいでそれから右の足首が痛いと言う60代の女性患者様が来院
お話を伺うと、道を歩いていて段差につまずき右足を地面につく際に足首を痛めたという事だった。
チェックをしていくと
・背屈 ✖
・底屈 〇
・内旋 ✖
・外旋 ✖
・腫れは少々
・内出血の後はまだ多少ある
・足首が内側に向いている
こんな感じだ
2か月も経っているのでもう治っていても良いはずだが、仮に治りが遅いにしてももう少し治っていてもいいはず
接骨院さんに通っているようだが、あまり変わらないと言う
足首に関連する筋肉を考えていこう。関節が痛いから関節だけを診ているとなかなか治らない。
接骨院さんでは、足首に電気を当ててくれていたようだが、今回はそれでは良くならないケースだね。
関連する筋肉をほどいていくとさっきまで痛みがった動作は痛みが無くなっていく。
さらに気をつけることは、足首の骨の状態が本来の位置関係になっているかだ。これを治さないとまたぶり返す。なので、骨の位置を治して無事に痛みは無くなった。
患者様は、不思議そうだったが特別なことはしていない。あくまでも解剖学に沿っておこなっている。