『膝裏の痛み』
こんにちは
治療室ノブです
膝が痛いから見てほしいという70代女性患者様が来院 来ると、膝が痛くてどうにもならないの、どうにかならないかしらと凄い勢いで言ってきた😤
整形外科へ1年程通っていたが、あまり変わらないらしく手術を勧められたらしい。
軟骨が擦り減っていて、半月板と前十字靭帯も損傷しているから手術すれば痛みは出ませんよと言われたが、手術はしたくないという事で知人に聞いて来たとの事 筋肉量をみる
と痛みが出たり損傷は出てくるのは当然の話だ。
ただ今回の痛みは、筋肉量とは別でチカラのかかり方がよくなかったからとチェックで判断できた。
整形外科では、湿布とヒアルロン酸を注射で対応。リハビリは電気だった。
自分の診断は、膝の屈曲動作をする時に膝が痛いとは言うが、膝裏が痛い事を膝が痛いと表現をしていてレントゲンだけで、触診せずにきちんと部位を確定していなかった😅
動作確認をすれば膝裏の痛みは、患部ではなく関係する筋肉を特定できれば治りが早い。
筋肉の作用を理解していれば見当がつく。
では、痛みが出ている膝裏を治す時に考えるのは?
対側にある大腿部前面を診ていく。
ある部位を押しつつ膝を曲げると曲がっていくし痛みは少ない。
患者様は、え〜って感じになるが、あとはここまで動くなら他関連部位をほぐしていく。すると痛みはなくなった。
患者様は、まだ怖いから何度か来ていいかしら?と言われるので4回来てもらい大丈夫となったが、たまにチェックしてねとなり、次回は2ヶ月に一度くらいで来るとなった
なかなか怖いのは抜けないものですね😅
「1年続く膝の痛み」
こんにちは
治療室ノブです
1年ぐらい前、膝に違和感が出てきたと思っていたら、歩く時に痛みが出るようになり、椅子に座っていて立ち上がる時にも痛みが出るようになった
整形外科へ行くと変形性膝関節症と言われ注射とシップの生活を送っているという
ウチへ来る前に、鍼、整体等いろいろ行ったらしいが、なかなか改善してくれない
さて、診させてもらうと
・膝を伸ばしてもらう ✖
・正座は、〇
・屈伸 ✖
ちょっと不思議な状態
併せて他の検査をしていくとなるほどといった状態で、ある程度絞れてくる
仰向けになってもらい施術をしながら動作確認をしていくと、
「あ~ここね」って部位がはっきり出ている
むしろこんなにはっきり問題部位が出ているのに触っていないんだろうね~って感じだ
この部位をほどいていくと半分痛みは減り、屈伸が出来るようになってきた
患者様は驚いていたようだが、何のことはない。どの筋肉が稼働を邪魔しているかがわかればいいだけ。関節の可動に対しての筋肉の作用はある程度決まっているから、それをもとに考えればいい
1回ですべて改善はしなかったが、計3回で痛みは取れ問題なし。今後同じようにならないために、ストレッチと筋トレを覚えていただき終了。
膝は、筋トレをしていけばあまり痛みがぶり返すことはないんだよねm(__)m
「2か月前から続く右膝の痛み」
治療室ノブです。
家で片づけをしていたときに高いところから落ちて両膝から着地をして以来、右膝が痛いのが治らないと言う40代女性が来院
落ちたときは、右膝が痛いだけでいたが数日たったら内出血をしてきたようで整形外科を受診。骨には異状がないとのことで冷湿布と痛み止めをもらい経過を診ると。
再診の2週間経っても内出血は止まらず痛みも止まらないのでもう一度レントゲンを撮るも異常なし、何もしてもらえず終わったので接骨院へ行くも整形外科の診たてと同じで安静にと言われ特に何もしてもらえなかったという
知人の紹介で来院されたが、2か月経っていたので内出血は、かなりひいていたが若干あった。痛みは変わらずという事で動作チェックしてみると、痛みがあるせいかほとんど曲げれない。2か月も経っているので打撲からの痛みではないだろう。こういう場合は、打撲をした時の衝撃で筋肉の緊張が出て稼働を制限していると考える
予想通り、ある部位を押しながら曲げていくと膝は少しずつ曲がっていく。こうなれば後はどの筋肉が可動制限を出しているかを探っていけばいい。筋肉は役割がはっきりしているからそれさえわかれば、後はそれほど難しくない。
併せて気をつけるべきことは、2か月かばって生活をしていたことだ。痛みが出ているのは右膝だが、庇っていたので左脚にも支障が出ている。むしろ左脚からの影響で右のある部位に影響を出し右膝の制限に関与をしていた。
左脚のある部位の緊張を取ると右股関節の可動が良くなり右膝の可動が変わり痛みはかなり減った。
後は、右膝の可動に関わる筋肉を調整してくことで右ひざの痛みは、8割がた無くなった。
1週間後に再診していただき、状態は保てていたので再度調整をして完全に痛みは無くなった。
2か月続いたのは、患部だけを見てしまっていて左脚を見ていなかったから痛みが取れなかったんだろう。
なかなか治らない時は、診たてを変えるべきなんだけどね~
ただ、そもそも最初の診たてが違っていたという事もあるけど
「1年ぐらい前から痛い膝の痛み」
こんにちは
治療室ノブです
膝の痛みが取れないランナーが来院
1年ぐらい前から走っていると膝に痛みが出るようになり困っているという
初めは、接骨院へ行き治療をしてもらうもあまり変わらず、整形外科へ行きレントゲンを撮ってもらうも骨には異状なしとのこと。
ランナーが通うで評判の治療院へ行くもあまり良くならず1年ほど現在の状態らしい。
話を伺うと、毎日走っているようでストレッチをあまりしていないと言う。
また、補強運動も特にしないという事だ。
チェックしてみると、脚はパンパンと思いきやそうでもない。
・膝を曲げると痛い
・正座は✖
柔軟性もあり筋肉事態も柔らかいしなやかな感じだ。
とてもうらやましい(^^)/
ただ、ハムストリングスとふくらはぎは硬い。これは膝の痛みがあるから硬いわけではなく、この2か所が硬いから膝に出ちゃっている感じとみられる。
予想通り脚のある部位を刺激しながら膝を動かしてみると痛みは出ない。
今回のポイントは、1箇所。
ハムストリングの付着部位をほぐして膝の痛みは解消。
患者様はこのくらいで治っちゃうのと???
こちらとしてはなぜここをアプローチしなかったのかが不思議なくらい。
ただ、また走りっていれば同じことになる可能性があるので、エクササイズを覚えてもらい終了。
補強運動も一応入れてくださいねと。
しかしあの筋肉の柔らかさはうらやましい(^^)/
「しゃがむと膝が痛い」
こんにちは
治療室ノブです
10年ぶりくらいになるだろうと言う
70代の女性患者様が来院
以前と変わらずゴルフをしているし、お陰様であなたに言われて内ももを鍛えることはずっとやっているのよ。ただ最近、しゃがむと膝が痛くなる時があってどうにかならないかしらって。
話を聞くと、ジムにはスタジオレッスンを含めて週4。ゴルフは、週2で練習。ラウンドは、週1ぐらいだそうだ。かなり頑張っていますね~
ストレッチはと聞くと、やっているわよ、と自信満々に答えてくれた。
次に、膝の状態をチェックしていくと
・しゃがむと痛い
・膝はつける
・仰向けで膝を曲げるのは痛くない
・うつ伏せで膝を曲げるのは少し痛い
だいたいこんな感じで、ここまでチェックすれば、ある程度見当がつく。
ある筋肉を刺激しながらしゃがむ動作をしてもらうと痛みは減る。
うつ伏せで膝を曲げるのは痛みがなくなる。
という事で、この筋肉をしっかりほぐし、他関連する筋肉をほぐして痛みは無くなった。
ちゃんとストレッチしているんだけど~と患者様は不満そうだったけど、最初に刺激した筋肉をストレッチしているかと聞くとこの筋肉はしていなかったという事が判明。この部位のストレッチの方法を覚えてもらい納得して、次は何年後かしらね~と言いつつ帰っていった。
次はいつ来るかな。